2024年09月12日

地域の祭り

どこの地域もそうですが、人口減や時代の変化によりお祭りは従来通りとはならなくなっています。
ただそんな中でも、みんなで工夫して伝統を守っています。毎年無事に楽しいお祭りが出来るように願っています。




  


  • Posted by いし at 10:16Comments(0)

    2024年09月03日

    台風の影響


    (写真は本文とは関係ありません)
    今回の台風の被害について、報道されているお寺の墓地の被害は甚大で、お墓の家の方やお寺や関係者の方にお見舞い申し上げます。

    以前からの墓地は山の上や斜面などなるべく高い所や、見晴らしがいいところに多くお墓が建てられています。
    昔はこれほどの雨や台風が強くなかったですが、近年は毎年のように台風や雨が集中的に降ってきます。
    墓地の造成や移転などは従来の常識では通用しないようになってきました。
    ただしどうしてもお寺などで、裏山斜面にしか墓地が確保できないということも多々あります。悩ましいですが、今、出来る対応をしていくしかないです。
    崩れないように対策をしてから墓地を作っていきます。
    また、お寺の墓地を安全な場所に作り少しずつ引越しをしてるところもあります。

    またお寺でなくても現在危険な場所や行きにくいところにお墓がある場合は安全な場所に引越しをするケースもあります。

    心配な方はお近くの石材店へ点検などをしてもらってください。





      


  • Posted by いし at 16:38Comments(0)

    2024年08月28日

    台風時のお墓参りについて

    台風接近について、8月28日現在静岡にて台風の影響により雨が続いています。
    現在の時点で土砂崩れが各地で起きています。
    台風接近の前に一旦雨がやんでも、また台風後でも地盤は柔らかくなっています。
    土砂崩れの危険があります。
    また墓地まで行く道において崩れて動けなるケースも考えられます。

    ここで墓地のある場所により地盤があまり良くなく、崩れる可能性がある注意場所などにある場合においては、しばらくお墓参りはしないでください。過去に墓地ごと崩れてしまったりしたこともあります。
    (以前のお墓は山の上や山腹なのどの影響が受けやすい場所に多く建てられています。)

    山の近くや、川の近くなどは危険です。
    とにかく身の安全を確保した上で、台風が通りすぎて、落ち着いた状態でお墓の状態を確かめてください。






      


  • Posted by いし at 09:33Comments(0)お知らせ

    2024年08月27日

    終活シリーズ エンディングノート


    こんにちは
    「終活」という言葉が広く聞かれるようになりました。その背景には、人生の最期は自分の望むように迎えたい、周囲に迷惑をかけないようにしたいと考える人が増えていることがあるのでしょう。
    「終活」の一つとして、今回は「エンディングノート」について取り上げます。


    「エンディングノート」とは、人生の最期を迎えるにあたり自分の希望を記しておくものです。
    たとえば延命治療についての考え、葬儀形態の希望(呼んでほしい人のリスト)、財産の明記(所有している土地や家屋、口座名や通帳と印鑑の場所)など、家族が落ち着いて供養の場を設けられるような情報を主に記載しておきましょう。


    ただ、法的に有効とされる「遺言書」とは違いますのでご注意を。
    相続に関わることなど、将来の家族関係に大きく影響しそうな事柄については、エンディングノートには残さず、法的な手続きを踏んだ「遺言書」に記しましょう。


    ノートは書いて終わりではなく、役立ててもらうことが目的です。いざというときに読んでもらえるように、信頼できる人に保管場所を伝えることも忘れずに。加えて、自分の考えを、折りに触れ周囲に話しておくとよいでしょう。そうすれば、ご自分の亡き後に残されたノートの内容も伝わりやすいですよ。  


  • Posted by いし at 16:14Comments(0)

    2024年08月21日

    家族の歴史

    お盆休みなどで普段行けないお墓参りをされた方が多いのではないでしょうか?
    お墓参りに行った時に自分の家や親戚の墓などをちょと見渡してみてください。
    昭和に建てられたお墓で、一軒のお墓なのに二つお墓がある場合があります。
    先祖の墓の隣に、もう一つお墓がある。それは戦争で亡くなられた戦死者の墓である場合が多いです。
    そのお墓の側面に亡くなられた方の略歴が彫られているお墓があります。それを詳しく読んでみると生前の名前の他に出生地やいつどこへ行ったのか?どこでどのように亡くなられたとかも彫られています。
    子供や孫と一緒にお墓参りに行った際は、親や祖父母から聞いた戦死された方のことを話してみると家族の繋がりや絆を感じることができます。
    また略歴がちょと見にくい場合は、拓本をすると読みやすいです。やり方がわからない、難しい方は石材店へご相談してみてください。


      


  • Posted by いし at 08:04Comments(0)お墓の豆知識

    2024年08月01日

    焼石に水

    暑い時期が続いています。
    夏休みなどで地元へ帰り、お墓参りを計画されている方も多いのではないでしょうか。ご先祖様へ日頃の感謝を伝えたり、家族のつながりを再認識されてみてはどうでしょうか?
    ただし時期は夏の真っ盛り。炎天下での時間をかけたお墓参りや掃除をすれば熱中症になりかねません。


    なにより墓石は触れてやけどしそうな熱さで、柄杓で水をかけてもすぐに蒸発してしまいます。まさにことわざの「焼け石に水」状態です。墓石がこれほど熱くなる理由は、石の蓄熱性にあります。灼熱の太陽の光を浴び続けて蓄積された石の熱はなかなか冷めないので、お墓参りは太陽が上がりきらない早朝に行くのがオススメです。


    一方で、夏は草がどんどん生い茂ります。久しぶりに行ったらお墓が薮になっていた、なんてことも。
    こうなると少しくらい草取りをしても、これまた「焼け石に水」です。だからといって夏場にたびたび掃除に行くことも難しいですよね。ならば一度のお掃除を効率的に行いましょう。


    石屋からのアドバイスとしては、掃除が手際良くできるように草取の道具など、専用の道具を持参すること。日除けとなる長袖・長ズボンの着用や水分補給などの暑さ対策も忘れずに。ちなみにお掃除は、前に進みながら行いましょう。後ずさりしながらの作業は、灯篭などに気づかずぶつかる可能性があるので危ないですよ。
    夏のお墓参りは準備万端にして、効率よく短時間で「焼け石に水」に対処しましょう。
    また人が触る前に石全体に水をかけると少しは触ったときに熱くなくなります。

    遠方でお墓参りが出来ない場合や、健康に不安のある方、お墓の汚れが取れないなどでしたら、お墓の近くの石材店へご相談ください。
    お墓参りや掃除を代行してくれます。

      


  • Posted by いし at 07:20Comments(0)その他

    2024年05月27日

    7月のお盆前の工事について 6月 修理、掃除など

    お盆前に掃除などを石材店にお願いしたい方はお早めにご相談ください。

    6月はお盆前で工事予定がほぼ埋まってきています。
    (大がかりな工事はお盆の後以降の工事になります。)
    状況によりお盆後にお願いすることがあります。

    また6月は天候が不順な為、工事が順調に進みません。
    また工事にあたりお寺にお経などをお願いしたい場合も、ご希望の時間が取れない場合があります。
    早いところですと、6月中ごろから棚経(檀家さん周り)が始まります。

    法要などがある場合はその時に間に合うようにお早めにお近くの石材店へご相談ください。



      


  • Posted by いし at 15:13Comments(0)

    2024年05月16日

    お盆までの工事 掃除など

    お盆までの工事について

    5月下旬現在ですと、在庫や施工現場状況によりますが、お盆以降でお願いをしております。
    修理等は可能となっておりますのでお早めにお問い合わせください。
    また梅雨の季節になりますので、工事が延期になることも考えられます。

    また掃除はお盆前はご依頼が多くなりますのでお早めにご検討ください。
    状況により完成をお盆以降にお願いすることもあります。




      


  • Posted by いし at 08:54Comments(0)その他

    2024年05月15日

    富士山の美しさは石にあり

    7月の初旬、富士山の山開きが行われます。富士山は日本一高い山であるとともに、その円すい形、左右対称という形状の美しさにより、日本の象徴ともされるとても人気の山です。コロナ明けは、多くの外国人観光客も登山に来るなど、大変な混雑ぶりで話題になっていますね。


    なぜ富士山はあのような形になったのでしょう。その理由の一つは、富士山をつくる玄武岩にあります。富士山は4階建ての構造になっていると言われています。富士山は火山であり、数十万年もの間、噴火を繰り返し、1万年前にようやく今のような姿になりました。
    数十万年前の「先小御岳」「小御岳」までは粘性の強い安山岩やデイサイト、玄武岩からできており、形も今の富士山とは違っていたそうです。


    10万年前に活動を開始した新富士の原型である「古富士」、1万年前から現在表面に見えている「新富士」となって現在の富士山の形になりますが、これらは玄武岩でできています。重要なのは、玄武岩マグマの「粘性が低い」という性質。「古富士」以降、つまり約10万年にわたり噴出し続けてきた玄武岩のマグマは粘り気が弱く流れやすかったため、裾野まで薄く広がり、徐々に今の美しい富士山を形づくってきたのです。


    我々石屋に馴染み深い玄武岩といえば、六方石という石があります。これは玄武岩の溶岩が冷却し収縮する時に出来た、断面が五角形や六角形の柱のような細長い石材です。
    その独特な色合いと形状の面白さから、庭石などに使われています。灯篭として加工されたり、おしゃれな彫刻を施されたオブジェとしても作られていますので、名前は知らなくともどこかでご覧になられているかもしれません。富士山の景観や、六方石といった、人間の想像力を超えた絶妙な形を作り出す地球の力には驚かされますね。  


  • Posted by いし at 07:28Comments(0)その他

    2024年05月14日

    硬い花崗岩にも弱みあり!?

    これからしとしとと雨が降り続く梅雨。この時期に新緑が鮮やかさを増すように、雨に洗われた墓石の姿もまた美しいもの、土砂降りの雨でもなんのそのです。 日本の墓石に使われていることの多い“花崗岩”は、鉱物の中でもとくに硬い石英を多く含んでいるため、様々な石に比べて風化しにくいと言われています。こんなに硬い石は、何にでも強いと思われるかもしれません。


    ところで、木曽川の名勝、寝覚の床に代表される花崗岩特融の地層の中には、自然の景観にも関わらず、まるで人工的に作り出されたような切り立った崖と平らな面で出来た大きな箱を並べたような不思議な地形があります。


    これは、木曽川の激流が花崗岩の岩盤を長い年月にわたって浸食してできたものですが、ここから、花崗岩には、3方向の直行する割れ目ができやすいという特性(=弱点)が見えてきます。
    私たち石屋は、こうした石の割れやすい方向を「石目」と呼んでいます。
    かつて人力だけで巨大な石を切り出せたのは、この「石目」を昔の石工達も知っていたから。


    大きな石を割るには、まず一直線状にいくつかの穴を開け、「セリ矢」と呼ばれる金具を差し込みます。
    矢の頭を叩くうちに徐々にヒビが入り、あるとき一気に割れます。機械化が進み手作業は少なくなりましたが、石の産地で開かれるイベントなどで実演があると、見事な石の割れぶり(?)に歓声が上がるほどです。逆に加工・施工の時は角が欠けないようにとても気を使います。
    石屋の仕事は豪胆さと繊細さの両面が求められます。みなさんもお墓参りの時は、墓石を傷つけないようにお気をつけてください。  


  • Posted by いし at 16:40Comments(0)その他