2024年04月19日

共同墓地について③

管理は一人では無理(相談)

自分のところにもたびたび相談にきました。
わかる範囲で墓地の状況を伝えました。またこちらで簡易的な墓地図を作成し、現在お墓が建てていない区画が誰が予約しているか、探る作業をしていきました。
さしあたり空いている区画に看板をたて、使用者は自分のところに連絡してもらうようにしました。(2年間位)
何件か連絡が来て使用者が少しづつわかってきました。

また地元の顔で情報に精通している、重鎮の方に相談をし、助言をいただきました。これからの方向性を探っていきました。
続く




  


  • Posted by いし at 17:46Comments(0)墓地情報

    2024年04月17日

    共同墓地について②

    管理人代替り

    その後、管理人をされていた方が引退をして、身内の方で次の代に代わりました。
    ただここでいろんな困ったことがおきました。
    今まで一人で実務のほとんどの事を行っており、他の方は実情が余り見えていませんでした。
    また墓地関係の会計も個人名義の通帳で止まってしまい、出入金や引き落としが出来ない状態が続きました。
    誰の墓か、空いている区画は誰が予定しているのか、水道などの管理料、修理保全など
    次の管理人は
    若い世代で会社勤め、一人では到底抱えきれない状態がしばらく続きました。

    続く


      


  • Posted by いし at 07:24Comments(0)墓地情報

    2024年04月15日

    共同墓地について①

    今回、地元の墓地にて初めて共同墓地管理委員会が出来ました。立ち上げから相談役として参加をしていますので、備忘録としてメモしていきます。




    立ち上げへの経緯
    以前の管理
    今までは主に地元の名士の方が代々管理人として、会計や墓地の区画、使用者への連絡など、ほぼ全てを行ってきました。その方も高齢になり、また使用者も地元にいなかったり代がかわったり管理がいき届かなったりしていました。
    規約もなく、慣習のままできていたため問題があっても基本的には管理人の方の判断で多くをお願いをしていました。


    続く


      


  • Posted by いし at 20:36Comments(0)墓地情報

    2024年04月05日

    小石に秘められた生命誕生の歴史

    2020年12月、小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルが、出発から6年の歳月を経て地球に帰還しました。
    予定通りカプセルを回収することに成功、中には小惑星「リュウグウ」で採取された小石や砂が入っており、プロジェクトのミッション成功が大きな話題となりました。地球から約3億キロ先にある小さな星にあった石のかけら、実は私ども石屋としても興味深いものです。

    太陽系※1が誕生したのは遥か46億年前のこと。ガスや塵が集まって太陽が生まれた後、「リュウグウ」のような小惑星が生まれます。それが衝突・合体を繰り返して地球のような惑星が出来ました。
    今回「リュウグウ」で採取された小石を調べることで、我々石屋が普段お世話になっている大地から掘り出された石の誕生についても、新たな発見があるかもしれません。
    ※1:太陽とその周りを周回する惑星などの天体で構成されている天体の集団。

    さらにこの調査では、リュウグウには有機物(炭素を含む化合物)や水を含む鉱物が多く存在すると考えられることから、地球の水はどこから来たのか、生命を構成する有機物はどこでできたのかなど、生命の起源の解明に一歩近づける可能性があります。小さな石には、壮大な宇宙の記憶が秘められているのですね。

    「私たちはどこから来たのか」という生命そのものの起源を解き明かしたいという欲求。それは途方もない話題のように思われるかもしれませんが、先祖と向き合うことで生命の大切さを実感し、自分のルーツに立ち返るお墓参りとも通じるものが…なんて思うのは、石屋だからかもしれません。
    2024年の現在、はやぶさ2は新たな宇宙探索の旅へ出ています。数年後にはまた嬉しいニュースが聞けるといいですね。
      


  • Posted by いし at 07:18Comments(0)雑談

    2024年03月22日

    野球少年が願いを託す整地

    いよいよ野球のシーズンが到来しました。
    その中でも話題のメジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手がいます。
    投手と打者の二刀流でアメリカの野球界を席巻し、昨年はシーズンMVPにも選ばれました。21年以来2年ぶり2度目の受賞となり、大リーグ史上初、前回に続き満票でのMVP選出。同じ日本人として、とても誇らしいですね。

    一方で期待されながらも受賞に至らなかったのがサイ・ヤング賞です。これは大リーグの年間最優秀投手に贈られるもので、全米野球記者協会に所属する記者の投票によって選出されます。
    サイ・ヤングは1890〜1911年まで活躍し、歴代最多の511勝を挙げた投手です。 「サイ」は、188cmの長身から投げ出されるボールが、サイクロン(暴風)のようにうなりをあげる剛速球だったということから付けられたニックネームです。

    ヤングのお墓はアメリカのオハイオ州にあります。5月の最終月曜日の「メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)」に、ボールを供えると野球が上達すると伝えられ、多くの子どもたちが訪れるそうです。
    彼に敬意を表して作られたサイ・ヤング・メモリアル・パークには記念碑もあり、彼の功績を伝えています。

    私たち石屋は、石のボールを置いたお墓、大会優勝の記念碑など、野球にちなんだお仕事や、その他にもたくさんの出来事や功績を後世に伝える事に携わることがあります。込められた想いや記された記録はどれも素晴らしいもの。
    新しいことを始める際はその道の先人のお墓や記念碑を訪ねて上達を願ってはいかがでしょうか。大谷選手もアメリカで、歴代名選手のお墓を訪ねたかもしれませんね。
      


  • Posted by いし at 14:01Comments(0)雑談

    2024年03月06日

    お墓の相談 これからのお墓 実家のお墓1

    これからのお墓 1

    現在、多様化の時代でお墓に関しても従来の先祖代々のお墓を普通に建てるということができないケースが増えてきました。
    今後建てる方に参考までにご相談の内容を紹介します。
    また、ご家庭の状況によりこれがすべて正しいというわけではありません。

    相談者 女性 長女、次女は嫁いでいる。実家のお墓の後継者が今後いない。
    長男の家に嫁いで、嫁ぎ先はお墓ある。

    ①一つには実家のお墓をこれからも誰かが管理する。相談者やその子供
    ②そのお墓をやめて、お骨を今までの永代供養墓に入れる。(改葬)他
    ③そのお墓をやめて、お骨を市の永代墓や別のお寺や民間の樹木葬や海へ散骨など
    ④そのお墓をやめて、嫁ぎ先のお墓を修理し一緒に供養する。
    ⑤その他

    基本的には墓地管理者お寺などの了解が得られればそのままでもしばらくは大丈夫です。①
    ただし、将来的には縁が薄くなり今後対応が必要になると思われます。
    その場合、永代のお墓に入れる場合は今までのお世話になったお寺へお骨を入れるケースが多いです。②
    また、嫁ぎ先のお墓を修理などして二つまとめたりすることも最近増えてきました。④
    (このケースは同じお寺であれば特に問題はないですが、宗教宗派が違ったりする場合は十分な相談が必要になります。)

    地域によりいろんなケースが考えらえます。
    お寺や地元の石材店へお気軽にご相談ください。




      


  • Posted by いし at 09:31Comments(0)これからのお墓

    2024年02月01日

    地球上で最古の花木 ~木蓮~

    こんにちは。静岡県掛川市の白井石材店です。
    2月に入り、一雨ごとにだんだんと暖かくなってきますね。
    今日は春になると桜とともに美しい白色や紫色で街中を彩る「木蓮-もくれん」の話題をお届けします。「木蓮」は「マグノリア」の名前でも有名ですね。空に向かって大きな花をたくさんつける花木で庭木や街路樹としても人気があります。

    木蓮の名前は「蓮(ハス)」という花に似ていることに由来しています。この蓮という花は仏教に関わりが深く、仏や慈悲の象徴とされています。そんな蓮に似た花を咲かせる木蓮は「天国に咲く蓮の花」とも言われ、中国では寺院や宮殿などに木蓮を植える風習があるそうですよ。
    木々に大きなつぼみがたくさんついた姿は、まるでたくさんの小鳥がとまっているように華やか。開花時期に近寄ると、上品で優雅な甘い香りを楽しむこともできます。


    つぼみの先が一斉に北を向くことから、方向指標植物(コンパス・プラント)とも言われています。
    つぼみがふくらんだ木蓮を見つけた時はちゃんと北を向いているか、確認してみるのも楽しいですね。
    原産地は中国南西部。もともと中国では漢方として扱われており、日本にも平安時代以前に頭痛や鼻炎の薬として伝わりました。


    また、木蓮は地球上で最古の花と言われています。恐竜が活躍していた白亜紀の地層からモクレン属の化石が発掘されており、1億年以上も前から今と変わらぬ姿で咲き続けているそうですから、とても興味深いですね。その花の大きさや独得のカタチは恐竜たちにぴったり。恐竜たちにとって春の花と言えば木蓮だったのかもしれないと思うと、面白いですね。  


  • Posted by いし at 10:43Comments(0)

    2024年01月31日

    大海での大冒険を伝えるお金、石貨

    こんにちは。静岡県掛川市の白井石材店です。
    今年の7月、20年ぶりに新紙幣が発行されます。紙幣に描かれた歴史的著名人も新デザインと共に変わります。
    長く慣れ親しんだ1万円札に描かれていた福沢諭吉は「近代日本経済の父」とされる実業家の渋沢栄一になります。2021年に放送したNHK大河ドラマの主人公にもなりましたね。彼は明治初期、出来て間もない大蔵省で日本の近代的貨幣制度を整備しました。この時、私達が普段使っている「紙幣」「円形の
    貨幣」が誕生したのですが、世界を見渡すと、様々なお金があります。

    中でもミクロネシア連邦のヤップ島の巨大な石貨については、一度は聞かれたことがあるのではないでしょうか。
    「石のお金」といっても日常の買い物で使うのは米ドルで、石貨は主に冠婚葬祭の儀礼的贈答品や土地の売買などで使用。そのサイズは様々で直径が1~3mという大きなものは、置かれたまま所有権のみが移行するそうです。石貨と名がついているくらいなのでお金としてその昔に流通していたのだろうと思いきや、現在でも使われているというのだから驚きですね。

    石貨は20世紀前半までつくられていました。素材はヤップ島では採れない石灰岩で、500km先のパラオ諸島まで出向き、石を切り出して加工。長い航海の末に持ち帰りました。
    石の運搬は現代の技術を用いても大変な作業です。まして、数トンもの石を運ぶのは小さなカヌー。太平洋の孤島への復路は、かなりの危険が伴ったはずです。石貨には、そうした大冒険の記憶が刻まれているのです。



      


  • Posted by いし at 07:43Comments(0)その他

    2024年01月04日

    富士見台霊園

    『富士見台霊園永代貸付のご案内』

    富士見台霊園の墓所使用者の募集が始まります。
    ホームページでより詳しい情報をお伝えしております。申請書等もダウンロードできます。
    https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/gyosei/docs/14856.html  


  • Posted by いし at 13:03Comments(0)

    2023年12月30日

    富士見台霊園 使用者募集

    2024年1月15日より富士見台霊園の使用者募集します。
    必要な方は市役所へお問い合わせください。
    家の近くにお墓がある方がお参りはしやすいですが、
    様々な理由で墓地が確保出来ない方はご検討ください。


      


  • Posted by いし at 16:21Comments(0)